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189 名前:いい気分さん[] 投稿日:2005/10/02(日) 11:27:20
去年の夏のある日、俺はある無人駅のホームに佇んでた。その駅は山の間を縫うような所にあり、下の道からホームまで行くのに高い階段をのぼらなけれならなかった。市街に向かう一時間に一本の電車が到着しようとしていた。そのとき、大きな荷物を抱えたおばあちゃんが階段を昇ろうとしていた。 明らかに間に合いそうにない。俺は無意識のうちに階段を下り、おばあちゃんの荷物を持ち、手を引いて階段を上がった。ギリギリ間にあった。おばあちゃんは感謝しきりで、電車の中で俺に色々と話しかけてきた。 別れ際、おばあちゃんは俺にお礼として千円札を俺にくれた。無論、受け取れるわけがなく、俺は断ろうとした。 そんなつもりで助けたわけでわないと言う俺に対し、何もかも見透かしたように「いい事をすれば、必ずいい事が帰ってくる。お兄ちゃんみたいな人には必ずすごくいい事があるから‥これくらいしかできないけど受けとって、これでジュースでも買って。」と言われた。涙がとまらなかった。おそらく、気づいていたんだろう‥俺が死のうとしていたことを‥何をしても報われないと思っていたが、少しだけ救われた気がした。 帰りにコンビニに寄った。あのお金でジュースでも買おうと思い、レジに商品を置いた。 そのとき、おばあちゃんにかけてもらった言葉を思い出した。俺は店員さんに「やっぱ、いいです」 と買うのを断り、レジの横に置いてあった小銭で一杯の募金箱に、少しクシャクシャになったあの千円札をねじ込んだ。 あの日の出来事は生涯忘れることはないだろう。
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